剣岳 点の記
新田次郎の本は、殆ど読んでいるのですが、この本の内容は忘れたので、また読み直し。
今映画でやっていて、映画を見る前に本を読んでおこうと思ったから・・・・
まだまだ日本の地図が未完成な明治時代、立山地域方面の三角点を設置する、そして究極は前人未到の剣岳に三角点を設置するという難業を成し遂げた参謀本部陸地測量部の柴崎さんの史実に基づいた映画です。
本の内容は、さすが新田次郎、けっして裏切りませぬ。特に最近はPC傍らに国土地理院の2万5000分の一の地図を開きながら、立山の山谷を追って行きます。とくに三角点が見つかった時は本当に嬉しくなります。「この三角点、柴崎さんが苦労して立てたんだ・・」と思います。
今日は、読破後、すぐ映画を見に行きました。とっても硬そうな映画ですが・・・・、やっぱり硬いです。内容はたいへん地味なものです。登山に興味を持っている人、剣岳を登ることがいかに大変だと分かっている人には、とっても面白い映画でしょう。
私はもう登れないなぁ。岩登りなんて足滑らして滑落死しそうです。新田次郎本人は、この小説を書くために64歳で登頂したそうです。
あくまで地味な苦労話なので、見に来ているお客さんも、地味な方たちばかり。しかし、映画の映像は素晴らしく、何年もかけて、実際に剣岳で撮影した苦労が伺えます。
ただ、音楽はヴィバルディの「四季」(冬)でしたが、私としては、剣岳の、人を寄せ付けない不気味さをもっと出して欲しく、、むしろ 「天使と悪魔」のオリジナルサウンドトラックあたりの曲を使って欲しかったが、お金がなかったのでしょう。
本を読みながら、映画だったら、映像的にここがポイントだと思うところが多々ありましたが、そのあたりがスルーされていて、ちょっと残念。
しかし、一番気になるところは、測量士 のぶ役をやっている松田龍平(松田優作の息子)のまゆが剃ってあったこと。明治時代なのにあの眉はないでしょ。
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